2011年03月25日

放射能による水道水汚染、及び浄水器の効果

原発放射能における水道水の汚染についてということで、珍しく記事を更新しています。

原発放射能による水道水汚染について2
原発放射能による水道水の汚染について(2011年3月23日)

比較的急を要する話ですので、その時点で気づいた話を書いたのですが、その中で厚生労働省のいう暫定基準値の前提がよくわからないままだったので、結論らしい結論は書きませんでした。

その後、調べてましたら厚生労働省の暫定基準値に対する見解を述べる文章を発見したので、引用します。

(参考2)「飲食物摂取制限に関する指標」の考え方

原子力安全委員会により、ICRPが勧告した放射線防護の基準(放射線セシウムは実効線量5ミリシーベルト/年、放射線ヨウ素は実効線量50ミリシーベルト/年)を基に、我が国の食品の摂取量等を考慮して食品のカテゴリー毎(飲料水、食品等)に定められている。

(参考3)放射能等の強さを示す単位について
放射能とは、放射線(エックス線等)を出す能力のことを言う。「飲食物摂取制限に関する指標」に示す単位Bq(ベクレル)は放射能の強さを計る単位であり、単位時間内に原子核が崩壊する数を表している。1ベクレルは、1秒間に1個の原子核が崩壊して放射線を出す放射能の強さのことを言う。一方、人間が放射線を浴びた時の影響度を示す単位として、Sv(シーベルト)がある。

Bq(ベクレル)とSv(シーベルト)は以下のように換算できる。

(例1) 200Bqの放射性セシウム137が検出された飲み水を1kg飲んだ場合の人体への影響は、200×1.3×10−5(※)=0.0026mSv(ミリシーベルト=Svの1/1000)となる。
(例2) 300Bqの放射性ヨウ素131が検出された飲み水を1kg飲んだ場合の人体への影響は、300×2.2×10−5(※)=0.0066mSvとなる。

※ 実効線量係数(経口):放射能の単位であるベクレルから生態影響の単位であるシーベルトに換算する係数。核種、化学形、摂取経路により放射線障害防止法などで規定。

続いて、このような記述があります。

上記の(例2)で算出した約0.007mSvの人体への影響は、東京からニューヨークに航空機で移動した場合の放射線の人体への影響(約0.1mSv)の約14分の1。胃のエックス線集団検診(1回)を受診した場合の放射線の人体への影響(約0.6mSv)の約86分の1である。


また例によってエックス線検診だとか、航空機だとかの話になってますが・・・
比べているものが、違うんですよね。

胃のエックス線検診とか、航空機で浴びるというのは「放射線」で、それこそ一時的なもの。

ところが、水とか、ほうれん草などが問題となるのは「内部被爆」であるわけで、放射性物質を体内に取り込み、それが「継続的に」「超至近距離から」放射線を出し続けることが問題なので、比較が適切ではないと思います。

この説明で、あ、そうか。大丈夫なんだ〜 と納得してしまうのであれば、まぁ、いいんですけど。
私は全く納得できませんでした。

ただし、比較はともかくとして300Bq/kgの根拠がここに示されているので、これを基に考えることが出来ます。

(例2)ヨウ素131の場合、300Bq/kgの水を1kg飲むと、6.6μSv被爆する。

これは、経口の場合の実効線量係数として決められているので、この値が間違っていなければ、ヨウ素131が体内に留まって被爆し続けることや、半減期によって徐々に消滅していくことなどは考えなくてよいものだと思われます。

ってことは、今回都内で出た約200Bq/kgの場合は、単純に1リットル飲むと4.4μSvということでいいと思います。
問題ない、というのは、今後はこの数値が下がる前提で、摂取量も少ない場合。

もちろん飲まないほうが無難です。


それから、同じ厚生労働省の通知(地方自治法(昭和22年法律第67号)に規定する技術的助言)では、浄水器の効果についても言及しています。

粉末活性炭による131Iの除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、131Iの除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%であった。



活性炭を使用し、世界的に支持されている代表的な浄水器は、
マルチピュア浄水器シリーズ

シーガルシリーズは放射性降下物を除去、ということで、今回の騒ぎでかなり売れているようです。
シーガルIV(フォー)シリーズ


※ご紹介した浄水器で、放射能の除去率を計測したわけではありません。
効果があるかもしれない、という程度で、ご理解いただければと思います。

引用元:福島第一・第二原子力発電所の事故に伴う水道の対応について(厚生労働省健康局水道課長)
posted by あゆ at 01:00 | 水に関する豆知識
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