2011年03月24日

原発放射能による水道水汚染について2

前回の記事、原発放射能による水道水の汚染についてが長くなってしまったので、途中で一旦切りました。

水道水を飲んで大丈夫か、ということに関して、まずは基準値というのはその程度の指標であると理解したほうがよいと思います。

それから、最近言われている乳児100Bq/kg、大人300Bq/kgというのは、ヨウ素131の指標です。
ヨウ素は半減期が8日ほどだから、すぐ消えるので大丈夫ですよ。
と言っていますが、その半減期も加味した300Bq/kgでしょう。

セシウムの摂取制限指標は200ベクレル/kg、プルトニウム239などは、1ベクレル/kgです。

半減期が短いから300に近くても大丈夫、というのは無責任。
そもそも、半減期が短いから300bq/kgなんだ、ということです。

さて水道水の判別ですが、一時的な数値だけをもとに判断するのはどうかと思います。

空気中を漂う放射性物質もそうですが、心配な値を示したら、しばらく注意をして観察されるのがよいと思います。

全国の水道の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/water/

このサイトに、各地域の水道水の放射能の観測結果が出ています。

3月17日に公布された厚生労働省の暫定基準値なるものの根拠・前提条件がわからないので、なんとも言えないのですが、放射能の本質的な部分を考えたら、上記のサイトの数値を毎日積分するのが良いと思います。

例えば、東京新宿区なら、3月19日から23日までのヨウ素131の値が
2.9 2.9 5.3 19 26 と推移してますから、
1日1リットル水を飲む人は、2.9+2.9+5.3+19+26=56.1Bq を摂取した計算になります。

同様に、宇都宮市なら19日からの5日間で、
ヨウ素131:110Bq
セシウム137:26Bq

1日2リットル飲む人なら、それぞれ倍の、ヨウ素131が220Bq、セシウム137が52Bqとなります。
5日間で。

本日23日の数値が高いので、明日以降も増えていくかも知れません。

ちなみに、ヨウ素の半減期が8日だから、っていっても、半分になるだけですよ。
厳密には永遠に半分になって、なくならない。
しかも、この濃度のペースで採り続けるのであれば、ちょっと心配してちょうど良いくらいです。

大丈夫、だなんてはっきり言えちゃうテレビのヒト、無責任じゃないでしょうか。


いずれにしても厚労省の基準の前提がよくわからないので、これ以上はなんとも言えません。
たぶん、ヨウ素131が300Bq/kgの水を一口飲んだって大丈夫でしょう。

でも、毎日料理に使ったり、ゴハン炊いたり、飲用し続けるのは、本当に大丈夫なのでしょうか。
私にはわかりません。


参考:放射能汚染された食品の取り扱いについて(PDF)
posted by あゆ at 22:58 | 水に関する豆知識
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