2011年03月24日

原発放射能による水道水の汚染について(2011年3月23日)

東北関東大震災、福島第一原子力発電所の一連のトラブルにより、ついに水道水にまで放射性物質が混入する事態となりました。
東京都内も含め、場所によっては乳児に影響が出るとされる100Bq/kg(100ベクレル パー キログラム)を超えてしまった浄水場もあります。

報道では、あまり細かい説明がなされていないように思えますので、必要以上に怖がったり、必要以上に楽観される方もいらっしゃると思います。

放射能についてイメージできる程度には理解し、現実に示された数値を正確にとらえる必要があるかと思います。


放射能は、放射性物質が放射線を出す能力を指し、例えば福島原発上空で計測される放射線とは分けて考える必要があります。

風に運ばれたり、雨に含まれて降ってきたり、水道水に溶け込んでしまう放射性物質は、体に取り込まれた後に、ある確率で放射線を出します。
それも、体内という至近距離で放射線を浴びることになりますので、微量でも危険ということになります。

乳児が100ベクレル、大人で300ベクレルまでは大丈夫、などといいますが、注意しなければならないのは、単位です。

どうも日常会話のなかでは、後半の単位(かなり重要)が略される傾向にあります。
例えば、1センチ(本当は1センチメートル)、車で40キロ以下で走る(本当は40km/時)などです。


ここでの300ベクレルというのは、1キログラム毎、つまり「Bq/kg」なのですが、これは、「濃度」のことを言っています。
では、放射能を取り込む、という危険について、重要なのは濃度でしょうか。

いいえ、放射性物質の絶対量です。
(もちろん、どのくらいの期間に摂取するか、という問題も無視できませんが)

ということは、何リットル摂取すると危険か、ということを言わなければいけないと思うのですが、ざっと調べたところ、わかりませんでした。


本来、政府の発表にしろ、報道にしろ、300Bq/kgだから大丈夫です、という場合に、
・水を健康のために毎日3リットル飲んでいる人も大丈夫なのか
・この数値で1ヶ月推移したとして、毎日飲み続けても大丈夫なのか

こういった、もっと本質的な量に言及するべきだと思うのですが、いかがでしょうか。


管理人:(一応)理学部卒
posted by あゆ at 22:15 | 水に関する豆知識
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